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2015年12月26日

「キャリア=生き方」という考え方。


「キャリア=生き方」という考え方。


http://www.aiche.org/chenected/2013/05/career-game-changers


「キャリア」(Career)という言葉。

僕たちの生活においても、キャリアアップやキャリア教育、キャリアデザインやキャリアプランなど、「キャリア●●」や「●●キャリア」といった言葉で溢れています。

僕自身も、運営するこのブログのタイトル、そしてコミュニティ名にも「キャリア」という言葉を使っています。


今や新聞や雑誌などで目にしない日は無いと言っていいほど、頻繁に使われている言葉ではありますが、そもそも「キャリア」の定義とは何なのでしょうか。


「キャリア」という言葉をインターネット辞書で調べてみると…


キャリア【career】
①経歴。経験。「豊富な−の選手」
②職業。特に、専門的な知識や技術を要する職業。また、それに就いている人。
③日本の中央官庁で、国家公務員試験Ⅰ種合格者の俗称。「−組」




一般的なイメージとしては、①の「経歴」や、②の「職業」の意味で使われていることが多いように感じますが、厚生労働省『キャリア形成を支援する労働市場政策研究会』報告書の中では、「時間的持続性ないしは継続性を持った概念」として定義されています。



○「キャリア」とは何か。
「キャリア」(career)は中世ラテン語の「車道」を起源とし、英語で、競馬場や競技場におけるコースやそのトラックを意味するものであった。
そこから、人がたどる行路やその足跡、経歴、遍歴なども意味するようになり、このほか、特別な訓練を要する職業や生涯の仕事、職業上の出世や成功をも表すようになった。
このように、経歴、遍歴、生涯と結びつけて「キャリア」という言葉が使われることが多くなっており、人の人生における経歴一般は頭にライフをつけて「人生キャリア」と呼び、そのうち職業を切り口として捉えた場合の人の一生・経歴・履歴の特定部分を「職業キャリア」と呼んで区別することがある。

厚生労働省『キャリア形成を支援する労働市場政策研究会』報告書より




本来、キャリアとは「就職」、「昇進・昇格」、「職業」といった”点”や”結果”を指す言葉ではなく、働くことに関わる「継続的なプロセス」と、働くことにまつわる「生き方」そのものを指しているということです。

つまり、「キャリアを積む」ということは、仕事の経験や経歴を積み上げていくということだけではなく、その仕事に取り組むプロセスの中で、身につけていくスキル・知識・経験に加えて、人間性を磨いていくこと、そしてプライベートも含めた自分自身の「生き方」を磨いていくことを表します。


まさしく「キャリア=生き方」なのです。



「仕事と生活(家庭)の調和」を意味する”ワークライフバランス”に対して、「仕事と生活を分けることなんてできない!」と主張する方も多いですが、その方々からすると「仕事も生活も『生き方(キャリア)』であり、分けるなんてできない」といった理由があるのでしょう。


僕も「キャリア」(=生き方)と捉えており、今後もその意味合いで使っていきたい言葉であります。



まだ駆け出しのキャリアコンサルタントである僕ですが、相談者の「生き方」も踏まえたキャリア形成を支援していけるよう努力していきたいと思います。



この記事は、マンパワーグループの「キャリアを知る」を参考にしています。
http://www.manpowergroup.jp/navi/article/career/140620_01.html








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