「食っていく」の定義。”あなたは何のために働きますか?”

lifecareerup

2015年10月02日 23:34


「あなたは何のために働きますか?」




そう聞かれたとき、あなたは何と答えますか?



成長のため、
自己実現のため、
社会貢献したい、
やりたいことだから、
働くのは義務でしょ、
お金を得るため…。




様々な答えがあるでしょう。



その中でも多いのが、「お金を得るため」。


内閣府がまとめた国民生活に関する世論調査(平成26年度)では、働く目的は何かの問いに対して、「お金を得るために働く」と答えた方の割合が51.0%と、半数を占めていました。




「お金を得るため」とは、言い換えれば「生活のため」や、

より端的に言うと「食っていくため」となるかと。





多くの人が、「何のために働いているのか?」の問いに対して「食っていくため」と答えています。

しかも、ため息まじりで元気がない「食っていくため…ですかねぇ…。」といった感じ…。


「食っていく」


ここで言う「食っていく」は、ただ単にご飯を毎日食べられるといったレベルのものではなく、もっと高い質の「食っていく」を表しています。



例外はあるかとは思いますが、今の日本で、厳密に「食っていくためだけ」に働いている人は、そう多くはいないでしょう。



現代のホームレスの最大の悩みとは何だと思いますか?



「食えるかどうか」ではないそうなんです。




目下の悩みは、「ヘルシー&ダイエット」。。



今や全国のコンビニやファーストフード店では、1日に300万人分の食べ物が廃棄されているそうです。


ホームレスは、管理がずさんなお店をいくつか把握しているので、そのお店を巡回して、いくらでも食べ物は調達できるとのこと…。



それと同時に、順調に肥えていきます。メタボになっていくのです。


今の日本では働かなくても、現実には食っていくことができるのです。










私たちの言う「食っていく」は、「人並みの生活水準の維持」を指しています。



人並みの家に住んで、
人並みのごはんも食べて、
人並みのファッションに身をまとい、
レジャーもそこそこ楽しんで、
家電製品も一通り揃えて、
子供にもしっかりと教育を受けさせて…。




私たちは、これらを総称して「食っていく」と表現しているのです。



でも、その「食っていく」を維持しながらも、働く人の満足度はとても低い…。



「人並みの生活水準の維持」も大切なことだと思います。

でもそれは、見方を変えれば「誰かの価値観に合わせた生き方」だったりもするわけです。

人並みが、身の丈に合っていないかもしれない。




「食っていく」を維持するために、辛い思いをしながら、仕方ないと割り切って働く。


そこに、生きがいや働きがいはあるのでしょうか。




自分の「食っていく」の定義を改めて見つめ直すことで、働く意義をもう一度考えてみることも必要かもしれません。




「あなたは何のために働きますか?」









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