2013年11月12日
TALK LIVE 「 四角大輔に学ぶ ビジネスパーソンの“トガりかた” 」
今年7月に、島人グローバル塾(藤野塾長)の主催で、四角さんの学生向けトークライブが沖縄で開催された。
私たち主催者側も、藤野塾長のご好意で、社会人でありながら本トークライブに参加させていただいた。
四角さんのトークライブテーマは『ライフスタイルデザイン講義』
その内容は、非常に学ぶべきことが多く、終了後は、共感と感動でいっぱいだった。
学生だけでなく、すでに社会に出て働いているビジネスパーソンへも聞いてもらいたい。
そう思い立ち、四角さんへの挨拶も早々に、
「ぜひ、もう一度、社会人向けに話をしてもらいたい!」
そのお願いから、今回の開催につながった。
☆7月に開催されたトークライブの詳細はコチラ☆
「2013年、唯一のビジネスパーソン向けトークライブがここ沖縄となります。」
「僕は、先生でも、セミナー講師でも無いので、みんなを変えよう、教えようという気持ちはありません。ただ、僕の話を聞いてもらって、心が揺さぶられたり、突かれたりして、少しでも感じてもらえるものがあればうれしいです。」
このような出だしで、トークライブはスタートした。
☆四角さんのプロフィール詳細はコチラ☆
【大切な質問】
「ジブン自身はどこにある?」
この身体が借り物だとすると、自分の感じる心、溢れ出るような感情は、身体の場所で言うと、どのヘンにあるのだろう?
むね?あたま?それともひざ?(笑)
女性は胸の辺り、男性は頭とイメージすることが多いようだ。
実際は脳で考え、そして処理されているはずだが、想いとなると胸の辺りをイメージしてしまうのではないか。
あの有名なブルースリーや、ヨーダ(スターウォーズ)も言った。
“Don’t think, feel.”
考えすぎてはダメ。感じることを優先しなさい。
『沈黙の春』の著者レイチェル・カーソンも言った。
“「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないのです。”
考える役割を司る左脳、そして感じる役割を司る右脳
右脳の処理速度は、左脳のおよそ375,000倍。
それでも、私たちは左脳を鍛えることを重要とされ、徹底されてきた。
「頭で考える前に、この心に感じるものを大切にしようよ!」
四角さんのこのメッセージから、トークライブはスタートしていった。
【覚えて欲しい】
Studious(ステュディオス)
意味としては、“人間が生き生きとして熱中・集中している状態”
特徴としては、時間があっという間に過ぎるような感覚だ。
Studiousは、2つの状態から成る。
① 自分の内側から涌きおこる、好き!楽しい!の状態
② これは自分にとって必要なんだ!と腑に落ちた状態
「自分にとってStudious状態になるときは、どんなときだろう」を考えてほしい。
「人生でどれくらい多くの時間をステュディオスに過ごすかで人生が決まる」
【大切な質問】
「決められたレールを進む人生がいい?」or「人生のルートは自分で決めたい?」
会場に来ていた参加者のほとんどが、後者に挙手をした。
どうしても、仕事や働く等、“Career Design”だけに注目されがちであるが、大事なのは“Lifestyle Design”である。
四角さんは、以下の8つを総称して“ライフスタイルデザイン”として定義していた。
・リクリエーション、趣味
・社会貢献
・キャリアデザイン
・マネープラン
・ファミリープラン
・パートナーシップ
・身体メンテナンス
・ライフワーク・夢
キャリアデザインで成果を出したいと考えている場合は、キャリアデザイン以外の残りの7つを大事にする必要がある。
Life is a Race? ⇒ ×
Life is Art ⇒ ○
四角さんは、生命の誕生、そして人生の歩みについて、紙と筆を例に話を進めた。
筆に墨をつけて、白紙にポンと置く。
ほっといても勝手ににじんでいく。コントロール出来ない。
だったら、自分(自分の意志で)で筆を動かそうよ。
お父さん、お母さんに動かされるのではなく、上司や先輩の顔色をうかがって動かすのでなはく。
人生を生きるということは、それ自体が表現活動だ。
生きているだけで表現している。その事実に気付くべき。
時間=命
人生=表現活動
筆を紙の上に置いた瞬間から、死に向かって歩んでいる。カウントダウンが始まっている。
自分に正直に生きよう。
【Q&A SESSION】
事前にいくつかの質問を四角さんへ依頼していた。
Q1.「自由」となると、組織に属している人たちに対して「組織に縛られるな/埋もれるな」といった話になってしまう。ですが、組織に属するメリットというのもあるかと考えます。四角さんは組織に属するメリットをどのように考えますか。
この質問は、「自由」をその人の置かれた環境だと考えてしまっている。
僕は、会社員時代から自由だった。マルチキャリアとして働くことも出来た。
「自由」とは、「自分らしく生きること」
ノマドだから、フリーランスだから、自由ではない。
会社員としても、自分らしく生きていれば「自由」である。
どうやったら、今の環境で自分らしく生きるのか。
「自分らしさ」とは、個性や独自性、独創性のこと。
僕らの役割は独創性を発揮すること。
僕は、会社というのは、給料をもらいながら学べる学校だと考えていた。
会社は人生のステップアップが出来るインフラである。
組織に属しているメリットはたくさんある。
今の組織に属しているメリットについて考えてみるべき。
Q2.「変わりたい」という想いがある一方で、変化を恐れる気持ちもあり、なかなか踏み出しきれない人に対して、四角さんならどのようなアドバイスをしますか?
残念ながら、人間の脳は構造的に変化を嫌がる作りとなっている。
変化をしようとすると、それを止めようと脳が働く。
最初の第一歩が大変。難しいけど、踏み出すことが出来れば、後はスムーズに進む。
そのためには、脳みそをだます。一歩を脳にバレないように。
形から入るのもあり! Studious感が脳みそを止める。
また、別の捉え方からすると、「変化し続けないことはあり得ない。」と考える。
小さな変化は起こしている。
Q3.今後、若手ビジネスパーソンに必要とされるビジネススキルは何でしょうか。
①簡潔な言葉で文章を書く能力
②書いた物をわかりやすく伝えるための「ビジュアル能力ないしビジュアルセンス」
③国の枠を超え、コミュニケーションをする機会が増やすための外国語能力
④ブラインドタッチやフリック入力を基本としたキーボード操作
⑤情報選別のためのキュレーション能力
Q4.四角さんのストレスマネジメントを教えてください。
①自然を感じる
②食事
③休息と睡眠
④トレーニング
⑤味方を一人でもいいので作っておくこと。(一人でいい。)
⑥別の世界と接点を持つ
⑦タスク(クレーム処理や気が思い仕事等)を時間として捉える。
【まとめ】
誰かの人生を生きることで時間を無駄にしてはいけない。
他人の意見という雑音に、あなたの内なる声をかき消されないように。
最も重要なことは、自分の心と直感に従う勇気を持つことだ。
▷スティーブ・ジョブズ▷
内なる声=ジブン軸に従って生きてみる
内側からの衝動、心、鳥肌など“感じる”を信じてみる
マーケットインではなくプロダクトアウトで生きてみる
「ジブンを再起動する」
<3つのキーワード>
①ジョーシキから脱獄せよ
ジョーシキ=誰かの都合で作られたルール
②ノイズジャングルから脱出せよ
オフラインタイムを創る=自分自身とアポを取る。
③“好き”でジブン空間を固める
デザインで歯ブラシを選ぶ、スマホの待ち受けを世界一好きな画像にする、お気に入りのTシャツを見つける
自分を一番縛り付けているのは、ジブン自身
「ジブンを開放する」
“諸君、狂ひたまえ” 吉田松陰
自分らしく生きる人=ヘンジン
孤独を恐れるな
イノベーションを起こすのはいつも孤独なヘンジンだ
毎日の中で小さなイノベーションを起こせ
変化し続けよ
LIVE YOUR OWN LIFE
最後は、ヘンジンたちのメッセージ “The crazy ones” を鑑賞
▷The crazy ones▷
今回のトークライブは、敢えて30〜40名という小規模での開催を意識していた。
四角さんから放たれる空気感、想いの強さ、雰囲気。
これらを肌で感じてもらいたかったから。
結果的に、参加者からの感想や、アンケート、フィードバックを通して、その考えは間違っていなかったと感じた。
僕らが出来るのは、機会創出だけ。
そこに参加し、感じ、考え、吸収し、活かすのは、それぞれ一人ひとりの行動にある。
開催してよかった。
☆出逢えたことに感謝☆
私(稲住)もちょこっとだけ、司会でお話させていただきました(^^;
私たち主催者側も、藤野塾長のご好意で、社会人でありながら本トークライブに参加させていただいた。
四角さんのトークライブテーマは『ライフスタイルデザイン講義』
その内容は、非常に学ぶべきことが多く、終了後は、共感と感動でいっぱいだった。
学生だけでなく、すでに社会に出て働いているビジネスパーソンへも聞いてもらいたい。
そう思い立ち、四角さんへの挨拶も早々に、
「ぜひ、もう一度、社会人向けに話をしてもらいたい!」
そのお願いから、今回の開催につながった。
☆7月に開催されたトークライブの詳細はコチラ☆
「2013年、唯一のビジネスパーソン向けトークライブがここ沖縄となります。」
「僕は、先生でも、セミナー講師でも無いので、みんなを変えよう、教えようという気持ちはありません。ただ、僕の話を聞いてもらって、心が揺さぶられたり、突かれたりして、少しでも感じてもらえるものがあればうれしいです。」
このような出だしで、トークライブはスタートした。
☆四角さんのプロフィール詳細はコチラ☆
【大切な質問】
「ジブン自身はどこにある?」
この身体が借り物だとすると、自分の感じる心、溢れ出るような感情は、身体の場所で言うと、どのヘンにあるのだろう?
むね?あたま?それともひざ?(笑)
女性は胸の辺り、男性は頭とイメージすることが多いようだ。
実際は脳で考え、そして処理されているはずだが、想いとなると胸の辺りをイメージしてしまうのではないか。
あの有名なブルースリーや、ヨーダ(スターウォーズ)も言った。
“Don’t think, feel.”
考えすぎてはダメ。感じることを優先しなさい。
『沈黙の春』の著者レイチェル・カーソンも言った。
“「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないのです。”
考える役割を司る左脳、そして感じる役割を司る右脳
右脳の処理速度は、左脳のおよそ375,000倍。
それでも、私たちは左脳を鍛えることを重要とされ、徹底されてきた。
「頭で考える前に、この心に感じるものを大切にしようよ!」
四角さんのこのメッセージから、トークライブはスタートしていった。
【覚えて欲しい】
Studious(ステュディオス)
意味としては、“人間が生き生きとして熱中・集中している状態”
特徴としては、時間があっという間に過ぎるような感覚だ。
Studiousは、2つの状態から成る。
① 自分の内側から涌きおこる、好き!楽しい!の状態
② これは自分にとって必要なんだ!と腑に落ちた状態
「自分にとってStudious状態になるときは、どんなときだろう」を考えてほしい。
「人生でどれくらい多くの時間をステュディオスに過ごすかで人生が決まる」
【大切な質問】
「決められたレールを進む人生がいい?」or「人生のルートは自分で決めたい?」
会場に来ていた参加者のほとんどが、後者に挙手をした。
どうしても、仕事や働く等、“Career Design”だけに注目されがちであるが、大事なのは“Lifestyle Design”である。
四角さんは、以下の8つを総称して“ライフスタイルデザイン”として定義していた。
・リクリエーション、趣味
・社会貢献
・キャリアデザイン
・マネープラン
・ファミリープラン
・パートナーシップ
・身体メンテナンス
・ライフワーク・夢
キャリアデザインで成果を出したいと考えている場合は、キャリアデザイン以外の残りの7つを大事にする必要がある。
Life is a Race? ⇒ ×
Life is Art ⇒ ○
四角さんは、生命の誕生、そして人生の歩みについて、紙と筆を例に話を進めた。
筆に墨をつけて、白紙にポンと置く。
ほっといても勝手ににじんでいく。コントロール出来ない。
だったら、自分(自分の意志で)で筆を動かそうよ。
お父さん、お母さんに動かされるのではなく、上司や先輩の顔色をうかがって動かすのでなはく。
人生を生きるということは、それ自体が表現活動だ。
生きているだけで表現している。その事実に気付くべき。
時間=命
人生=表現活動
筆を紙の上に置いた瞬間から、死に向かって歩んでいる。カウントダウンが始まっている。
自分に正直に生きよう。
【Q&A SESSION】
事前にいくつかの質問を四角さんへ依頼していた。
Q1.「自由」となると、組織に属している人たちに対して「組織に縛られるな/埋もれるな」といった話になってしまう。ですが、組織に属するメリットというのもあるかと考えます。四角さんは組織に属するメリットをどのように考えますか。
この質問は、「自由」をその人の置かれた環境だと考えてしまっている。
僕は、会社員時代から自由だった。マルチキャリアとして働くことも出来た。
「自由」とは、「自分らしく生きること」
ノマドだから、フリーランスだから、自由ではない。
会社員としても、自分らしく生きていれば「自由」である。
どうやったら、今の環境で自分らしく生きるのか。
「自分らしさ」とは、個性や独自性、独創性のこと。
僕らの役割は独創性を発揮すること。
僕は、会社というのは、給料をもらいながら学べる学校だと考えていた。
会社は人生のステップアップが出来るインフラである。
組織に属しているメリットはたくさんある。
今の組織に属しているメリットについて考えてみるべき。
Q2.「変わりたい」という想いがある一方で、変化を恐れる気持ちもあり、なかなか踏み出しきれない人に対して、四角さんならどのようなアドバイスをしますか?
残念ながら、人間の脳は構造的に変化を嫌がる作りとなっている。
変化をしようとすると、それを止めようと脳が働く。
最初の第一歩が大変。難しいけど、踏み出すことが出来れば、後はスムーズに進む。
そのためには、脳みそをだます。一歩を脳にバレないように。
形から入るのもあり! Studious感が脳みそを止める。
また、別の捉え方からすると、「変化し続けないことはあり得ない。」と考える。
小さな変化は起こしている。
Q3.今後、若手ビジネスパーソンに必要とされるビジネススキルは何でしょうか。
①簡潔な言葉で文章を書く能力
②書いた物をわかりやすく伝えるための「ビジュアル能力ないしビジュアルセンス」
③国の枠を超え、コミュニケーションをする機会が増やすための外国語能力
④ブラインドタッチやフリック入力を基本としたキーボード操作
⑤情報選別のためのキュレーション能力
Q4.四角さんのストレスマネジメントを教えてください。
①自然を感じる
②食事
③休息と睡眠
④トレーニング
⑤味方を一人でもいいので作っておくこと。(一人でいい。)
⑥別の世界と接点を持つ
⑦タスク(クレーム処理や気が思い仕事等)を時間として捉える。
【まとめ】
誰かの人生を生きることで時間を無駄にしてはいけない。
他人の意見という雑音に、あなたの内なる声をかき消されないように。
最も重要なことは、自分の心と直感に従う勇気を持つことだ。
▷スティーブ・ジョブズ▷
内なる声=ジブン軸に従って生きてみる
内側からの衝動、心、鳥肌など“感じる”を信じてみる
マーケットインではなくプロダクトアウトで生きてみる
「ジブンを再起動する」
<3つのキーワード>
①ジョーシキから脱獄せよ
ジョーシキ=誰かの都合で作られたルール
②ノイズジャングルから脱出せよ
オフラインタイムを創る=自分自身とアポを取る。
③“好き”でジブン空間を固める
デザインで歯ブラシを選ぶ、スマホの待ち受けを世界一好きな画像にする、お気に入りのTシャツを見つける
自分を一番縛り付けているのは、ジブン自身
「ジブンを開放する」
“諸君、狂ひたまえ” 吉田松陰
自分らしく生きる人=ヘンジン
孤独を恐れるな
イノベーションを起こすのはいつも孤独なヘンジンだ
毎日の中で小さなイノベーションを起こせ
変化し続けよ
LIVE YOUR OWN LIFE
最後は、ヘンジンたちのメッセージ “The crazy ones” を鑑賞
▷The crazy ones▷
今回のトークライブは、敢えて30〜40名という小規模での開催を意識していた。
四角さんから放たれる空気感、想いの強さ、雰囲気。
これらを肌で感じてもらいたかったから。
結果的に、参加者からの感想や、アンケート、フィードバックを通して、その考えは間違っていなかったと感じた。
僕らが出来るのは、機会創出だけ。
そこに参加し、感じ、考え、吸収し、活かすのは、それぞれ一人ひとりの行動にある。
開催してよかった。
☆出逢えたことに感謝☆
私(稲住)もちょこっとだけ、司会でお話させていただきました(^^;
クリック応援よろしくお願いします(^▽^)
今、何位?!☆
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Posted by lifecareerup at 00:25│Comments(0)
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