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2016年01月27日

「俯瞰的視野」がプロセスを明確にイメージさせる。

「俯瞰的視野」がプロセスを明確にイメージさせる。


今日は「俯瞰的視野」について書いてみたいと思います。


俯瞰:高い所から見下ろすこと。 [類]鳥瞰


主観的、客観的とあるように、俯瞰的という見方があります。

自分自身を真上(頭上)から見下ろすようなイメージです。

この見方が出来ると、目標達成力を引き上げることができます。

一番イメージし易いのは迷路です。

主観的な見方の場合は辺り一面が壁となるため、先が見えません。

しかし、迷路を真上から見た場合は、スタートからゴールまでの道筋を明確に把握することが出来ます。

このようなイメージで自分を見ることによって、目標達成までのプロセスが明確になります。



僕がこの視点を学んだのは、10年以上も前のことです。
学生時代に、東京にある会社でインターンシップを経験した際、お兄さん的な存在の社員さんが身を持って教えてくれました。

例えば、営業のため社外に出ないといけない場合、社内の事務社員さんたちが自分に連絡を取りたそうか(自分宛に社内に電話が着たりする可能性もあるので)どうかを判断し、交通手段をJRか地下鉄かで選択するそうです。

社内にクライアントから連絡があり、事務社員さんが自分に折り返し連絡するようケータイに電話を入れようと思っていても、地下鉄で移動していた場合は電波が入りません。
しかし、JRの場合であれば着信は確認することが出来ます。

そういった自分視点(主観的視野)だけでなく、相手視点、さらにはもっと広く高く視野を持つことでこのような考え方ができ、ビジネスの場合はムダを少なくすることが出来ると言います。

※10年前は、まだ地下鉄でケータイの電波が入らなかった時代でしたので、このような例えがされていました。

その後の就職活動でも、この「俯瞰的視野」は効果を発揮しました。

選考の1つであるグループディスカッションでは、自分が発言することだけを意識するのではなく、そのディスカッションを真上から見るように状況を把握することにも注意を払いました。

「みんなさっきから自分が意見することばかりに集中している」と感じたならば、「自分は聞き手に回れば、話はスムーズにいくかもしれない」と、議論を円滑に進めていくように促すこともできました。

物事を俯瞰的に捉えて、事前にプロセスをイメージすることで、すでにその仕事の5割近くは済んだものと同じだと思います。

社会をまだまだ知らないひよっ子だった僕が、社会人のお兄さんから教えてもらった考え方でしたが、10年以上経った今でも大切にし、実践している視点がこの「俯瞰的視野」です。



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